身近なリウマチ医を目指して
埼玉医科大学総合医療センターリウマチ・膠原病内科勤務後、平成20年12月、私の生まれ育った千葉県浦安市猫実5丁目にリウマチ科と内科のクリニックを開業いたしました。
関節リウマチは、40代から多くなる比較的ありふれた病気にもかかわらず、その認知度は高いとは言えません。病名を告げると「診断されたら良い治療法がなく人生は終わりなんでしょう」と、落胆され涙を流される方もおられます。
関節リウマチに対する考え方は、生物学的製剤の登場により治療体系が大きく変わり決して治ることがない難病から、治療により今までと変わらない生活を送ることができる、仕事をやめる必要がない病気へと変化しました。
つまり、発症早期から徹底的に病気の勢いを抑えることができる治療薬の登場で、関節を破壊から守り不自由のない生活を送ることが可能となったわけです。
一般の方は、関節リウマチは関節だけが冒される病気と考えられますが、実は肺をはじめとして内臓も冒されます。加えて、治療薬の副作用には骨髄抑制、間質性肺炎、肝機能障害、糖尿病、肺炎などの感染症があり関節リウマチの治療は内科が必須です。
当院の特長は、
少しの関節痛でも見逃さず、無駄足でも良いからリウマチ専門医を受診し、関節破壊が進む前に治療をすることがとても大切です。「ストップ!関節破壊」を合い言葉にわれわれとともに戦いましょう。
最後に、この「まもれ!関節」が皆様のご理解のお役に立てれば幸いです。
当クリニックでは、院長をはじめ関節リウマチ専門医がよくお話を伺い個人個人にあった治療を選び、納得のいく最適な治療を外来で行っております。
関節リウマチの勢いは診断後、3ヶ月、遅くとも6ヶ月以内に安定化させ関節破壊を防ぐことを信条に治療を行っております。
「現在の治療で良くならない」「もしかしてリウマチかも」などご心配のある方は、一度ご来院のうえご相談ください。